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      目次


      1.直近のIPOの状況

      直近のIPOの状況

      2.IPO市場の概況

      東証スタンダードに4社、東証グロースに3社、名証ネクストに1社の合計8社が新規上場しました。

      9月11日に東証グロース市場へ上場したKOMPEITOは、オフィス設置型健康社食サービス「OFFICE DE YASAI」を展開しています。顧客企業のオフィスや工場等に専用冷蔵庫を設置し、サラダや惣菜、冷凍弁当などを提供するもので、社員食堂の設置が困難な中小企業から大企業まで幅広く導入されています。月額利用料を受領するサブスクリプション型の収益モデルを採用し、2026年8月期は売上高98.7億円(前期比72%増)、営業利益8.8億円を見込んでいます。2026年5月末時点の契約社数は6,644社、ARRは89.2億円、解約率は1.1%と安定したストック収益基盤を構築しています。また、全国をカバーする生鮮配送網と営業連携先による営業体制を強みとしており、健康経営や人的資本経営への関心の高まりを追い風に契約社数を拡大しています。さらに、冷蔵庫設置端末を活用した広告配信サービスやサラダ自販機なども展開しています。こちらの初値は公募価格を約7.5%下回りました。

      9月16日に東証スタンダード市場へ上場したオリバーは、ホテル、オフィス、商業施設、公共施設等を対象に、インテリアデザイン・設計から家具・什器の提供、内装施工までをワンストップで手掛ける総合インテリアソリューション企業です。生産の主体を外部に委ねるファブレス型の体制を採用しており、創業から50年以上にわたり構築した国内外1、000社超の協力会社ネットワークを活用することで、少量多品種の特注案件から大規模案件まで幅広い顧客ニーズに対応しています。また、ホテル、オフィス、商業施設、医療・福祉施設など幅広い業界に顧客基盤を有し、継続的な改装・リニューアル需要を取り込むことで、安定した収益基盤を構築しています。こちらの初値は公募価格を約1.6%上回りました。

      9月18日に東証スタンダード市場へ上場したakippaは、駐車場マーケットプレイス「アキッパ」を運営しています。個人宅や商業施設などの遊休スペースと駐車場を利用したいドライバーをマッチングし、スマホアプリで事前予約・決済を可能としています。2026年6月末時点の掲載駐車場数は約5.9万件、累計会員数は550万人を超えて推移しています。また、イベント会場や自治体、企業との連携を通じて駐車場供給網を拡大しており、ネットワーク効果を背景に事業基盤を強化しています。こちらの初値は公募価格を約118.2%上回りました。


      3.市場別IPO社数(年初からの上場承認公表ベース)

      市場別IPO社数

      4.初値騰落率(平均)の推移(直近2年間の四半期ベース)

       

      以上


      執筆者

      あずさ監査法人
      グロース・サポート事業部
      マネジャー 古口 長一郎

      企業成長支援

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